2020.01.21 Tue
人間学部TOPICS

【人間文化学科】学生が4年間の成長と就職活動を語る

 人間学部人間文化学科での4年間で、専門的知識を身につけた千葉 美沙季さん(人間学部人間文化学科4年次?宮城県岩ケ崎高校出身)。
 今回、広報担当者が千葉さんにインタビューを行い、人間文化学科での学びや就職活動を振り返っての心境などについてお聞きしました!
【人間文化学科】千葉さん_01▲地域研究として東松島市の防災教育について学び、熱心にメモを取る千葉さん(右)

石巻専修大学に入学を決意したきっかけを教えてください。

高校時代から地域貢献したいという気持ちが強く、地域社会について学び、知識を深めたいと考えていました。
その中で、石巻専修大学の人間学部人間文化学科なら、自分がやりたい学びができると思い、受験しました。
また、小学校時代から続けていた剣道を大学でも継続したい想いもありました。そして、中学時代の剣道部の先輩が石巻専修大学に在学していた影響もあり入学を決意しました。

大学に入学したばかりの頃はどんな学生でしたか。

とにかく人見知りで内向的でした。
自分から積極的に、人に接することはなかったです。
また、学生寮での生活がスタートし、実家を出て生活することが初めてだったので、生活面は特に不安でした。
そのため、期待に溢れた学生生活のスタートというより、不安の方が大きかったです。

これまでの4年間で力を入れて学習してきたことを教えてください。

高校時代から学びたいと思っていた「地域社会に関する学び」に力を入れました。
現在、地方では都市部と比較すると、企業の数が少ないため、自然と就職先も少なくなります。そのため、若者が都市部へと流出し、さらに人口が減るというサイクルになっています。

そのような様々な地域課題について深く学習してきました。

現在取り組んでいる卒業研究のテーマ、内容について教えてください。

『自治会の機能に関する一考察』をテーマに研究しています。
私の研究では、私の地元の自治会を対象地区に設定し、自治会長にインタビューを行いました。
そこで、自治会の基本姿勢や、自治会が抱える担い手不足などの問題について現場の生の声を聞きました。
その他には、自治会に関する資料調査にも取り組んでいます。
【人間文化学科】千葉さん_03▲杉浦ちなみ助教から卒業研究の指導を受ける千葉さん

4年間で成長を実感している部分を教えてください。

『行動力』が身に付いたことと、『コミュニケーション能力』が向上した部分です。
勉強面はもちろん、趣味に関する部分や生活面でも自発的に行動することが増え、外向的になりました!
入学時と比較して、とてもアクティブになりました(笑)

「就職活動」や「卒業後の進路」を意識したのはどのくらいの時期ですか?

3年次の後半くらいから少しずつ意識するようになり、マイナビやリクナビの合同企業説明会にも積極的に参加しました。

企業はどんな風に選びましたか?

企業説明会では、多くの企業の説明を聞きましたが、企業選びの中でポイントに挙げたのは『地域貢献している企業か』という点です。
内定を得ることができた日本郵便株式会社は、私が希望する地域貢献をしていくことができる企業だと思っています。

就職活動を振り返って苦労した点を教えてください。

面接が大変でした。
3年次の就職合宿では、面接が全く上手くいかず、アドバイザーの方からアドバイスをいただきました。


そこで危機感を持ち、進路支援室の方にも協力してもらい、面接練習に力を入れて取り組みました。

その時の苦労があった分、内定をもらった時は達成感と充実感があって、とても嬉しかったです!
【人間文化学科】千葉さん_02▲進路支援室では、徹底した面接対策を行いました!

卒業後の目標を教えてください。

地域の方に親しみを持ってもらえるような社員になり、地域に貢献していくことができたらと思っています!
また、「この人にだったら仕事を任せられる!」という、周りから頼られる人間になりたいです!

人間文化学科の魅力を感じる部分について教えてください。

4つの履修モデルがあり、様々な学びを幅広く学べる点です!

自分がやりたいことが必ず見つかる学科だと思います。

進学を考えている高校生に一言お願いします。

大学は専門的なことを学べる場所です。
自分がやりたいこと、学びたいことを積極的に学ぶことで、将来に対して視野が広がるので、大学で多くの経験を積んでほしいと思います。
【人間文化学科】千葉さん_04▲杉浦助教(右)の研究室で一緒に学ぶ高橋まなきさん(左)と千葉さん