【生物科学科】4年間での成長や卒業研究を語る！

　今回、広報担当者が西廣さんにインタビュー！
　石巻専修大学に入学した理由、生物科学科での学びを通じて４年間で成長を実感した部分、現在取り組む卒業研究などについてお聞きしました！

石巻専修大学に入学を決意したきっかけを教えてください。

高校時代から生物、特に植物に興味があり、大学でも研究したいと考えていました。
そんな中、石巻専修大学の生物科学科は野外実習を取り入れていることを知り、座学だけではないカリキュラムに魅力を感じ、受験しました。

大学に入学したばかりの頃はどんな学生でしたか？

引っ込み思案で遠慮がちだったので、積極性のない学生でした。

生物科学科の4年間で印象に残っている学びを教えてください。

3年次の時の『植物学実習』です。
蔵王山の南蔵王縦走コースや二口渓谷、三方倉山での実習で亜高山帯、冷温帯林や渓谷林の植生と植物相の観察をしました。
実際の植物を見て、触れて学ぶことで、多くの知識を得ることができました。

また、この実習を通じて、卒業後に自分がやりたい職種、イメージが明確になりました！

4年間で成長を実感した部分を教えてください。

1番は入学時より『積極性』が身についたと実感しています。
生物科学科の学びを通して、学習面、研究面で積極的に取り組むようになったのはもちろんですが、私の出身高校から石巻専修大学に進学したのは私だけでした。
そのため、最初は友達が1人もいない状況でしたが、友達作りの他、ダンス愛好会の立ち上げにも関わり、自分をしっかりと表現できるようになったのは成長したと感じる部分です。

現在取り組んでいる卒業研究のテーマとそのテーマにしようと思ったきっかけについて教えてください。

卒業研究のテーマは『石巻専修大学構内の植生把握 特にサクラの成長状況について』です。
この研究テーマにしようと思った理由は、造園や緑化活動に興味があったためです。
緑化活動や植樹、街に植えられている街路樹にはそれぞれ役割があり、闇雲に植えられているわけではありません。緑化活動などを進める上で大切なことは「すでに植えられている植物の現状を把握すること」です。
それにより、どのように樹木のメンテナンスを行うかなども計画できます。
これを大学に落とし込んだ時（仮に大学で緑化活動を進めると仮定した場合）、基盤となる現状の把握をしてみたいと思い、この研究テーマにしました。

研究の進捗状況と研究内容について教えてください。

大学構内には桜の木（ソメイヨシノ）の数が非常に多く、広範囲に植えてあることからソメイヨシノをピックアップし、その分布状況、数、それぞれの成長度合を調査しています。
現在、ソメイヨシノ325本全ての胸高直径（地上から約1.2mの幹の太さ）を計測し終えたところで、次のステップとして樹高（木の高さ）を計測中です。
最終的には、計測した数値を基にグラフ化する予定です。

就職活動はいかがですか？

環境アセスメント系の企業への内定を得ることができました！

千葉県の企業へのUターンで、自分がやりたいと感じていた分野?企業へ就職が決まりました。

就職活動で大変だったこと、苦労したことがあれば教えてください。

理科の中学校?高校の教員免許や学芸員資格も取得を目指しているので、それぞれの実習や卒業研究もあり苦労しました。
苦労した部分は多かったですが、全てを並行して進め、納得する結果を出すことができました。

現在、ユニバーシティハウス（学生寮）で生活されていると思います。

ユニバーシティハウスの住み心地や生活環境はいかがですか？

充実しています！
平日、朝?夕の食事が出るのが1番ありがたいです。
また、大学のキャンパス内にあるので、親も安心していますし、研究で大学に行く機会が多い中、登校が苦にならないのも魅力的です。
また、入寮時には先輩が顔合わせ会を企画してくれたことも想い出に残っています。
そのおかげで、友達もでき楽しく学生生活を送ることができています。

理工学部 生物科学科の良い部分を教えてください。

生物科学科の先生方は本当に優しい先生が多くて、みんな親身になってくれます。
先生との距離が近いので、研究のこと、就職活動のことなど気軽に話せるのが大きな魅力です。
先生自らの研究材料を見せてくれることもありますし、時には意外な一面を知ることもあり、楽しく学ぶことができています（笑）

大学で生物のことについて学びたい?研究したいと考えている高校生に一言お願いします。

石巻専修大学の生物科学科は、机に向かって勉強しているだけではありません。
野外実習などの実践的な学びを含め、生物科学科のカリキュラムはとても充実しています。
生物を学びたい学生には、とてもオススメの学科です！