2018.12.05 Wed
理工学部TOPICS

【情報電子工学科】学生が4年間での成長と就職活動を語る

理工学部情報電子工学科で専門的知識を身につけ、東北電力株式会社へ学内推薦を活用して内定を獲得した渡部 嘉晃さん(理工学部情報電子工学科4年次?宮城県石巻工業高校出身)。
今回、広報担当者が渡部さんにインタビューを行い、情報電子工学科での学びを通じて4年間で成長を実感した部分、就職活動時の気持ちなどを聞きました。
abm00030596▲分析センターで、安田教授より指導を受ける渡部さん
石巻専修大学に入学を決意したきっかけを教えてください。

出身は宮城県東松島市で、高校は石巻工業高校に通っていました。
当時から、『大学も地元で学びたい』という気持ちが強かったこともあり、石巻専修大学への進学を希望していました。

大学に入学したばかりの頃はどんな学生でしたか。

人見知りだったので、友達が少なかったです(笑)

4年間で力を入れて学修してきたことを教えてください。

現在、卒業研究で行っている「半導体を作る」ということですね。
TVや携帯電話など、自分たちの身の回りにある電子機器にも組み込まれている半導体を何種類も製作しながら、それぞれの性能の違いを比較しています。
abm00030598▲実験室の中で、渡部さんが特に使用する実験機材を見せてもらいました!
大学の中で良く行く場所や好きな場所はありますか?

実験室ですね(笑)学校にいる時はほとんど実験室にいて、安田研究室の友達と楽しく過ごしています。

4年間で成長した部分を教えてください。

情報電子工学科で学んだ専門的な知識はもちろんですが、コミュニケーション能力など人間的に成長した部分が大きいと思います。
自分から積極的に話さない自分にとって、教員との距離が近いことはすごく良かったです。授業で教えてもらう中で、わからない事や難しいことは当たり前のように教員に聞くことができる環境が構築されていたので、授業でつまずくことも少なかったですし、自然に先生方と話すことができるようになりました。
また、人見知りで友達が少なかったのですが、同じ班で実験を行っていた同級生とは親友になりました。

「就職活動」や「卒業後の進路」を意識したのはどのくらいの時期ですか?

研究室を選ぶ時です。
私が所属する安田隆教授の研究室で、東北電力株式会社へ学内推薦を活用して就職した先輩がいたので、先輩からも就職の話を聞くことができると思い、安田教授の研究室を選択しました。
『東北電力株式会社の学内推薦』の話しを情報電子工学科の先生から聞いて、より意識するようになりました。

就職活動を振り返っての感想を教えてください。

東北電力株式会社の学内選考に応募しようと考えたのは、中学2年生の時に東日本大震災を経験し、不安な日々を過ごしたことから、『自分が人々の生活を支える側になりたい』、『地元?地域に貢献したい』という想いや、両親からの激励を受けたことで、応募を決意しました。
学内での推薦が決まってから、東北電力株式会社の選考を受け、無事に内定をもらうことができました。

進学を考えている高校生に一言お願いします。

石巻専修大学の情報電子工学科なら、私が研究している半導体以外にもプログラミングや人工知能など多くの専門的知識を学ぶことができるし、卒業後の進路にも様々な道があります。
「地域で活躍できる人間になる」ことができますし、石巻専修大学ならきっと夢を叶えることができると思います!!
abm00030597▲学校生活のほとんどを過ごす実験室では、リラックスしながらも実験結果をノートにまとめていました