2022.03.18 Fri
機械工学科トピックス一覧

【機械工学科】学生インタビュー!4年間の成長と学生生活を語る

体育会弓道部の主将を務めながら理工学部機械工学科で幅広い知識を学び、専門性と実践性を身につけた小松 幸冬さん(秋田県立角館高等学校卒)。
今回、広報担当者が小松さんにインタビューし、4年間の学生生活や小松さんが考える石巻専修大学の魅力について伺いました。
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石巻専修大学に進学したきっかけを教えてください。
高校3年の時点で大学進学を考えていませんでしたが、所属していた弓道部の活動を通じて石巻専修大学スポーツ推薦のセレクションを受ける機会をいただき、石巻専修大学に進学することに決めました。


所属は機械工学科ですよね。スポーツ推薦の場合、本学では経営学科や人間文化学科等の文系学科に進学する場合が多いのですが、何故機械工学科に進学したのですか。
もともと機械が好きだったので、進学するならモノづくりを学べる機械工学科に進学したいと考え志望しました。


進学後、授業や演習についていけましたか。
受験勉強をあまりしていなかったので、入学当初は数学や物理等の基礎知識が不足していました。ただ、石巻専修大学の授業は、基礎的な内容からスタートして、その上に応用知識を学ぶカリキュラムになっているので、授業内容をしっかり理解することで問題なく授業についていくことができました。

高校時代、就職も考えていたとのことですが、大学4年間を振り返って、進学してよかったと思いますか。
私は、貸与の奨学金を借りて大学に進学しました。奨学金は返却の義務があるので、それは借金と同じです。ただ、奨学金を借りてでも大学に進学してよかったと思います。大学4年間で得られる知識?経験、それと生涯賃金から考えるとやはり大学に進学したほうが良いと思います。
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入学当時はどんな学生でしたか。
部活動メインの生活でした。それ以外は特に目標も無く、目の前の課題、やらなければならないことに取り組んでいました。
ただ、基礎知識をもっと身に付けたいと考え、授業や講義は休まず出席しました。


大学4年間で成長した、変化したと感じるところはありますか。
 人と上手に関われるようになった、コミュニケーションが取れるようになったことだと思います。
今、もとてもスムーズにインタビューさせてもらっているのですが、以前は人とのコミュニケーションが苦手だったのですか。
 もともと人見知りで、自分から人に話しかけることが苦手でした。ただ、コロナ禍で弓道部の部長になり、部活動の運営方法や、人が集まれない状況でどのように効率的に練習をするのか等、部員たちと連絡を取り合い、話し合いを進めていくうちに人とのコミュニケーションが苦にならなくなりました。


4年時から研究室に所属しますが、所属している高橋智研究室を選んだ理由を教えてください。
CADを利用したモノづくりを学びたいと考え高橋研究室を選びました。また、研究内容が、次年度以降の機械工学科カリキュラムの実習内容の検討だった点も高橋研究室を選んだ理由です。
具体的にどのような研究をしたのですか。
研究テーマは「ものづくりを体験する学習システムの構造と評価」です。具体的には、機械創造の実習案を作成し、プレ運用を行う。そして数人にモノづくりのプロセスを体験してもらい、アンケートを取り、学習効果を確認し今後の授業に反映させる、という内容になります。


その研究成果は次年度の授業に生かされるのですね。
はい。設計と製図という授業と演習で、学生が何を製作するのか、その難易度等を検討しました。実際に、その課題の制作も行いました。これが実際に作成した投石器です(写真)。計算では4メートルぐらい石を飛ばすことができます。飛距離から、どのぐらいの大きさの部品を使うのか等を計算して、それぞれの部品をCADで設計しました。
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自動車に興味がない高校生が進学するメリットはありますか。
最終学年の4年次に卒業研究を進めるために研究室に所属するのですが、それまでの3年間は、基本的に自分の興味のある科目を履修することができます。
私もそうでしたが、機械が好きだけど何を学んでよいか分からない高校生もいると思います。他大学のように、早い段階から専門コースに進む場合、時間をかけて自分がやりたい事を選別することができないと思うのですが、石巻専修大学は入学後にやりたい分野を探すことができるので、おススメの大学です。
最後に卒業後の目標を教えてください。
卒業後は、地元秋田県の自動車エンジンの温度センサ等を開発している企業に機械設計者として就職します。
就職後は、周りに認められるような社会人を目指し、社会の役に立つ仕事に携わりたいと思います。


本日はインタビューにご対応いただきありがとうございました。
いつか「社会で大活躍するOBインタビュー」で取材させてください。
小松さんの今後のご活躍を祈念しております(2022/2/8 広報担当)。