2024.02.22 Thu
生物科学科トピックス一覧

【生物科学科】動物コース?卒業研究発表会を開催

足球365比分_365体育投注-直播*官网6年2月5日(月)、理工学部生物科学科?動物コースの卒業研究発表会が5号館5301教室で行われ、4年次生21人が口頭発表しました。

bi_動物①▲各自しっかりと準備して発表 
BI?動物⑤▲質疑応答の様子
4年次生たちは、これまでの学びの集大成として卒業研究を完成させ、当日はその成果を発表しました。
発表タイトル(一部)は以下の通りです。
阿部知顕研究室
細胞性粘菌(Polysphondylium violaceum)?実体の輪??数は移動体サイズと相関するか
細胞性粘菌(Dictyostelium discoideum )栄養増殖細胞の増殖速度に対する培養温度の影響
低酸素低栄養環境で?期間培養された粘菌細胞は正常な?実体を形成できる
低酸素低栄養環境で?期間培養された粘菌細胞の多細胞体内における細胞選別の検討
?学敷地内からの細胞性粘菌の単離による季節変動の調査
異なる地域に?息する細胞性粘菌の調査と気候との関連性の検討
奈良英利研究室 
宮城県北部と南部、北上川下流域のニホンジカのmtDNA解析

培養細胞から???はできるか?ー物理刺激による筋細胞の増殖、分化と極性の制御ー

強度の異なる運動がROS関連遺伝?の発現に与える影響
ニホンジカ幼?抽出液の脂肪前駆細胞に与える影響
栁 明研究室
塩溶液中でのゾウリムシの形態変化
辻 大和研究室
牡?半島周辺道路におけるニホンジカ(Cervus nippon)の衝突事故の発?要因
糞?類による?次散布がニホンザルに散布された種?の発芽に与える影響
同所的に?息するアカギツネ(Vulpes vulpes)とニホンテン(Martes mlampus)の?性と活動時間の種間?較
宮城県?華?島のヒメネズミ (Apodemus argenteus ) の?態
?ホンジカ (Cervus nippon) が森林の景観構造及び下層植?に及ぼす影響
宮城県?巻市のニホンカモシカ (Capricornis crispus ) の?性
渡辺正芳研究室
?息地回復モデルによる絶滅期限の予測
コスパの良いクモの巣形?エサ獲得効率の数理モデル?
環境変化とワニの雌雄の個体数変動:営巣地の拡?縮?モデル
 ※卒業研究発表会の様子は 生物科学科ブログ にも掲載されています。
<卒業研究発表者の感想>
成田 歩さん(生物科学科4年次?辻 大和研究室)
〈テーマ〉 「糞虫類による二次散布がニホンザルに散布された種子の発芽に与える影響 」
〈研究内容〉金華山島のサルの糞に集まる糞虫(コガネムシ)によるサル糞内種子の処理と埋め込みが発芽に与える影響を評価し、糞虫中類による2次散布が植物の適応に与える影響を調べました。
bi?動物③▲発表する成田さん
BI?動物④▲自分で描いた絵でプレゼンしました
①そのテーマを選んだ理由  
卒業研究では、当初、サルに関わる研究か、生き物同士の生態の関わり関する研究をしたいと考えていましたが、研究室の辻先生から糞虫類のことを聞き、ちょうど良く研究したかった2つのことにマッチしたので選びました。

②理解が深まったこと
糞虫による種子の埋め込みは、植物種と糞虫類の活動量や埋没能力との相互作用に影響されることが分かりました。昆虫類は生態系を支える重要な役割を担っていると実感しました。

卒業研究で苦労した点
金華山での調査は、山小屋に泊まり込みで行いました。山小屋での生活は、貴重な体験で本当に楽しかったのですが、ヒルやムカデなどの害虫や、ナメクジ、ネズミなどが多くて少し困りました。

④4年間で成長した部分
山小屋生活での共同生活など、仲間との交流を通して協調性が高まりました。

⑤卒業後の目標  
卒業後は、一般企業に就職しますが、将来的には、大好きな絵を描く仕事をしたいと考えています。これからも動物画家を目指して絵を描き続けます。