2024.02.26 Mon
機械工学科トピックス一覧
【機械工学科】学生インタビュー!4年間の学びや就職活動を語る
理工学部機械工学科で専門的知識と技術を身につけ、学内推薦を活用して株式会社ユアテックへの内定を獲得した尾形幹太さん(理工学部機械工学科4年次?宮城県気仙沼向洋高校出身)に4年間で成長を実感した部分、大学生活や就職活動のことについてインタビューしました。

Q.石巻専修大学に入学したきっかけを教えてください
工業高校で学んだことをさらに専門的に深めたいと考えていました。 進学先を大学にするか、高等技術専門校にするか迷いましたが、オープンキャンパスで機械工学科の説明を聞いたことがきっかけになりました。 特に航空宇宙工学を深く学びたいと思って進学しました。
Q.入学したばかりの頃はどんな学生でしたか?
コロナ禍でオンライン授業ばかりだったため、教科書を見て「難しいな」とひとりで不安になっていました。
Q.入学した頃と現在で変化があった場合、どんなことがきっかけで変わりましたか?
オンラインでの授業は、お互いの顔が見えず様子がわからないのでジェスチャーや視線などを使えない難しさがあり、どのようにすれば相手に伝わりやすいかを常に考えるようになりました。 具体的な言葉を使ったり、わかりやすい例や言い換えを使ったりして伝える工夫をしたことがきっかけで、表現力が鍛えられました。
Q.4年間で一番力を入れて取り組んだことは何ですか?
もちろん授業です! 物理やCAD、機械設計などの専門教科をこなしていくにつれて、抽象的な表現でイメージしにくかったことが理解できるようになりました。 聞いたことがない言葉や専門用語などがあるたびに一つずつ調べて分かるようになりました。勉強は数をこなせば理解度もモチベーションもアップする、小さな積み重ねが大事だと実感しています。
Q.学業以外で力を入れて取り組んだことがあれば教えてください。
アルバイトです。 気仙沼の自宅から車で通学しているので、ガソリン代や車の維持費に充てるために4年間ガソリンスタンドでアルバイトをしました。車で旅行に行くことが好きなので旅行資金を稼ぐためにもアルバイトを頑張りました。おかげで忍耐力が強くなったと思います。
就職活動について
Q.就職活動を開始したのはどのくらいの時期ですか?
3年次の11月頃です。インターンシップや企業説明会などでさまざまな企業を調べ、あらためて株式会社ユアテックに魅力を感じました。
Q.企業はどのように選びましたか?
高校時代から興味があった機械の設計に関わる仕事ができる点と地元に貢献できる点を重視しました。
Q.就職活動を振り返って苦労した点を教えてください。
コロナ禍だったということもあり、学生時代に力を入れたことを絞り出すのが難しかったです。 力を入れたことがないわけではないのですが、自分の言葉で短く伝えるのはなかなか難しかったです。 進路支援室のスタッフの方に相談にのっていただいたり、アドバイスを受けたりして克服しました。
Q.就職活動を振り返って苦労した点を教えてください。
質問に対する反応が早いところです。集団面接において考えがまとまった人から挙手をして答えるという場面で一番初めに答えました。
Q.卒業後の目標を教えてください。
まずは会社に慣れること。その後は、施工管理技士や建築士など、現場で活かせる資格を多く取得したいです。

研究について
Q.所属の研究室と選んだ理由を教えてください。
Q.所属の研究室と選んだ理由を教えてください。
梅山光広教授の自動車工学研究室に所属しています。 電気自動車にかかわる研究に関心があったので選びました。梅山先生は、自分たちのペースに合わせて丁寧に指導してくれます。
Q.卒業研究のテーマと内容を教えてください。
テーマは「再生可能エネルギーの地域活用 -小型風力太陽光ハイブリッド発電機の能力調査-」 家庭における小型サイズの発電機の研究です。
天気予報をもとにした蓄電池の充電量の予測というもので、天気予報を参考にしてその日にどのくらい充電することができるかを予測する研究です。
また、蓄電池の効率の良い給電、充電方法についても研究しました。
石巻専修大学の魅力をお願いします!
石巻専修大学は、実験?実習や学外でなど、実践する機会が非常に多いです。座学の 授業で学んだことが実際にどのように起こるのかを自分の目で確かめることによって理解がより深まります。 また、少人数制ということもあり先生方に質問しやすい環境が整っています。
天気予報をもとにした蓄電池の充電量の予測というもので、天気予報を参考にしてその日にどのくらい充電することができるかを予測する研究です。
また、蓄電池の効率の良い給電、充電方法についても研究しました。
石巻専修大学の魅力をお願いします!
石巻専修大学は、実験?実習や学外でなど、実践する機会が非常に多いです。座学の 授業で学んだことが実際にどのように起こるのかを自分の目で確かめることによって理解がより深まります。 また、少人数制ということもあり先生方に質問しやすい環境が整っています。
【指導教員?梅山光広教授からのメッセージ】
尾形君、大学の広いフィールドを存分に生かして、再生可能電力の測定と解析に没頭して取り組んだ結果、大変良い卒業研究になりました。
実際の発電データ、気象庁の気候データを解析し、予測理論を調べて応用する研究は、エンジニアの経験として十分なものになったと思います。大学で学んだこと、研究で体験したことは、社会人となって必ず生きてくると思うので、自信をもって何事にもチャレンジしてください。
尾形君、大学の広いフィールドを存分に生かして、再生可能電力の測定と解析に没頭して取り組んだ結果、大変良い卒業研究になりました。
実際の発電データ、気象庁の気候データを解析し、予測理論を調べて応用する研究は、エンジニアの経験として十分なものになったと思います。大学で学んだこと、研究で体験したことは、社会人となって必ず生きてくると思うので、自信をもって何事にもチャレンジしてください。
