2019.09.24 Tue
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寮内留学で学ぶ

8月8日(木)には2019年度寮内留学プログラム(前期)の修了式、9月4日(水)には2019年度寮内留学プログラム(後期)の開講式が開催された。9月20日(金)には、後期寮内留学生にとって初めてのルームメイトとなる「秋期日本語?日本事情プログラムおよび日本理解プログラム受講者」32名が入寮し、本格的な寮内留学がスタートした。

寮内留学プログラムは、各期、選抜された15名の専修大学生が、短期留学生の滞在する「専修大学国際交流会館」にレジデントパートナー(RP)という呼び名で、前期は約4か月半、後期は約6か月間入寮し、日本語や日本について学びに来た短期留学生を、前期は春期?夏期、後期は秋期?冬期と、2名のルームメイトを経験しつつ、異文化理解や国際コミュニケーション力を養うことを目的としたグローバル人材育成プログラムだ。
専修大学での自身の学業と両立しながら、留学生をサポートする積極性やボランティア精神に磨きをかけ、英語力やコミュニケーション力、異文化理解力の向上を図ることができる。プログラム期間中は、English Camp(英語研修)や異文化間トレーニング(困ったときのケーススタディ等)といったプログラムも受講する。

前期の寮内留学プログラムを終えた小林咲乃さん(文?人文ジャーナリズム学科2年)に、寮内留学で学べたことについて話を聞いた。
abm00040509小林咲乃さん(文?人文ジャーナリズム学科2年)
寮内留学プログラムでは、色々なことに挑戦させてもらえる良い環境がありました。例えば、RP(寮内留学プログラム受講生)主催で留学生をもてなすイベントを企画することです。私は、期間中行った4つのイベントに関わり、人前で話すこと、留学生のことを考える配慮、持てなす為のリーダーシップを学ぶことができました。イベント参加者数は、30?60人ぐらい、多すぎず少なすぎず、程良い人数で、企画者全員が活躍することができた為、自分の壁を超えて挑戦する勇気と自信を培うことができ、自分の可能性を広げることができました。
(前期のRPによって開催されたイベントは6つ、「子どもの日パーティー」「手巻き寿司パーティー」「藍染め体験」「ミニ縁日イベント」「和カフェ in I-house」「卒業式」。小林さんは「藍染め体験」「和カフェ in I-house」以外の4つのイベントに企画者として参加)

【今後にどう繋げていきたいか】
良い意味で行動に移すことでしか得られないことがあると身をもって体験できたので、何事にも挑戦したいと思えるようになりました。専修大学松戸高等学校在学時から寮内留学プログラムのことを知っていて興味はあったものの、自分にできるのか、大変そうだし…と不安でしたが、やってみて本当によかったです。これからも、色々なことに挑戦し、行動していきたいです。
寮内留学プログラム受講生が修了式を迎える日に行う成果発表会では、英語力や異文化理解力だけでなく、人間として頼もしく成長した姿が伝わってきて、寮内留学の充実ぶりが伺える。寮内留学中に思うように交流が図れないこと、自分の性格など、それぞれが様々な壁にぶつかり、悩みながらも、周りに相談したりしつつ自分なりの解決方法を見つけ、自分のスタイルを築けた寮内留学生の顔は自信に満ち溢れている。また、寮内留学プログラムへの参加を足がかりに、海外への留学プログラムにも積極的に参加する等、進路に様々な有益な影響をもたらしているようだ。

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abm000405162019年度(前期)寮内留学プログラム修了式後の集合写真
abm00040517画像キャ2019年度(後期)寮内留学プログラム開講式 集合写真プション