【留学OB/OG(卒業生)】キャビンアテンダントになる夢が叶った（米?オレゴン大学）村野 麻美（文）

高校生の時から憧れだったキャビンアテンダント（CA）という仕事。
気付けば就職してすでに3年以上、アジアやヨーロッパ、アフリカ、南米まで、日々国際線に乗務しています。留学のきっかけは英語が好きだったことと、仕事で海外を飛び回れることに魅力を感じたこと。そしてその夢を実現できたのは、専修大学での長期交換留学プログラムで得た経験があったからです。
私が現在働いている国営カタール航空では、150以上の国籍のCAが活躍しています。そんな環境で働くには、英語力はもちろん、チームとして働くための協調性や、異文化を受け入れるための広い視野が不可欠です。私にとって留学という経験は、まさに外資系航空会社で働くために必要としていたスキルを身につけさせてくれた、学生時代の宝物です。
私がこの仕事に就いて心から良かったと思う理由の一つは、人との出会いが多いことです。一緒に働くCA は毎日違うため、友達を作りやすくとても刺激のある環境にいます。そしてもう一つは、日本から旅行では行くことのないような所に行けることです。例えば最近の1か月のスケジュールでは、フィリピン、南アフリカ、そしてブラジル線に乗務しました。タイムゾーンの違う国を行き来することも多々あり、体調管理は欠かせませんが、1か月で平均3?4か国も訪れる機会があるこの仕事に就けて本当に幸せだと思います。
学生の皆さんには、自分のやりたいことをしっかりと見極め、社会に出る前の貴重な4年間を悔いのないものにしてほしいと思います。そして最後に、留学に少しでも興味がある皆さんは、絶対に留学に挑戦してください。きっと未来につながる素晴らしい経験ができると思います。