2022.02.16 Wed
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【春期留学プログラム】多様性を受け入れる国カナダで世界の豊かさを知る(カナダ?カルガリー大学)大草 翔太(法)

多様性を受け入れる国カナダで世界の豊かさを知る

大草 翔太
法学部 政治学科
2年次に春期留学プログラムでカルガリー大学(カナダ)に留学
なぜ留学しようと思ったのか、どのような準備をしたか。
 世界の広さを知りたかったからです。みんな一口に「世界は広い」というけれど、それがどういうことなのか、自分の目で見たかったのです。人が多いだけなのか、言葉が違うだけなのか、ご飯が違うだけなのか、それを「広い」と言うべきなのか、自分の目で確かめたかったというのが理由です。
 カナダを選んだのは、多様性を受け入れている国だからです。移民を受け入れたくないと言い始める国が多い中、毅然として受け入れ続けるカナダだからこそ、世界が広いとは何かがわかると思いました。
春期_大草翔太
大草03
留学して得たこと
 気づいたのは、世界は「広い」というより「豊か」なのだということです。
 「故郷じゃ目が覚めたら拳銃が!なんてことがあってね、ここはいいわ」と笑いながら語るブラジル人。2世代前にカナダに来て「私はカナダが好き。私たちを受け入れてくれたから、私たちも受け入れるの」と誇らしげに語るカナダ人。やりたいことを謳歌し、「だからカナダなんだ」と喜ぶ中国人。家族で移住してきて「今英語を勉強中。ここから夢を叶えるのさ」と子供を抱き上げたチリ人。そしてその全てに目を輝かせる日本人。
 それぞれの道行はあまりにかけ離れていて、「世界は広いね」なんて同じ地平では語れないように思いました。もっと個々と向き合うために「豊か」と言うべきだと思っています。

留学を志す人へのメッセージ
 怖いですよね、いろいろと。留学に必要なTOEFL?のスコアは取れるかなとか、留学先で喋れるかなとか、友達100人できるかなとか。「自分から動け」、「挑戦しろ」と周りの人たちから言われても、それはそれとして不安に思うこともあると思います。私はとても怖かったです。でも、その怖さはきっと、そこまで積み上げた努力の証なのだと思います。怖さに挫けそうになった時は、その努力が希望をくれます。皆さんの先行きが、幸多いものになることを祈っています。
大草01

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