2023.07.03 Mon
ONLINETOPICS
災害救援ボランティア講座を実施
今後高い確率で発生が予想される首都直下地震など、防災に関する知識の重要性が再認識されるなか、本学では在学生を対象に、有事の際に率先して行動できる正しい知識を持った人材を育成することを目的とした『災害救援ボランティア講座』を年2回、開講している。この講座は、千代田区との地域連携事業の一環として2010年度にスタート。これまでの修了生は918人で、修了者累計数は全国大学1位となっている(2023年3月現在)。
今年度前期は3日間の日程で、6月に神田キャンパスで実施された。演習や座学、本所防災館(墨田区)での防災体験などを行った。
最終日(6月11日)は、公益財団法人東京防災救急協会から講師を招き、上級救命技能講習が行われた。講師は「市民による一次救命が、救助とその後の社会復帰の可能性を大きく高める」と救命の大切さを説明。学生たちは胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使用法といった心肺蘇生法の実技講習に取り組んだ。また、切り傷や骨折などの際に有用な三角巾を用いた包帯法についても学んだ。
修了した在学生40人に、東京防災救急協会が交付する上級救命技能認定証と総務省消防庁の基準に基づいたセーフティリーダー認定証が授与された。
岩手県出身の経済学部2年次生は「東日本大震災の時は小学1年生で、見ていることしかできなかった。大切な人や自分のことを守ることができるようになりたいと思い、SIV(専修生田ボランティア)に所属し、今回の講座も受講した。こういった技能は実際にやってみないと分からないことも多く、講師や他の受講生の動作を見て理解できたこともあった。ここで学んだことを家族や友人たちに伝えたい」と語った。
今年度前期は3日間の日程で、6月に神田キャンパスで実施された。演習や座学、本所防災館(墨田区)での防災体験などを行った。
最終日(6月11日)は、公益財団法人東京防災救急協会から講師を招き、上級救命技能講習が行われた。講師は「市民による一次救命が、救助とその後の社会復帰の可能性を大きく高める」と救命の大切さを説明。学生たちは胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使用法といった心肺蘇生法の実技講習に取り組んだ。また、切り傷や骨折などの際に有用な三角巾を用いた包帯法についても学んだ。
修了した在学生40人に、東京防災救急協会が交付する上級救命技能認定証と総務省消防庁の基準に基づいたセーフティリーダー認定証が授与された。
岩手県出身の経済学部2年次生は「東日本大震災の時は小学1年生で、見ていることしかできなかった。大切な人や自分のことを守ることができるようになりたいと思い、SIV(専修生田ボランティア)に所属し、今回の講座も受講した。こういった技能は実際にやってみないと分からないことも多く、講師や他の受講生の動作を見て理解できたこともあった。ここで学んだことを家族や友人たちに伝えたい」と語った。



