機械工学科 紹介
機械工学科の学び
講義と演習のセット科目で機械工学の基礎[材料力学、熱力学、機械力学、流体力学]を学習し、コース(機械創造、自動車)の専門知識と技術を実践的に学びます。社会を支える21世紀の「ものづくり」、幅広い機械産業の課題解決に活用できる創造的な能力を育てます。
「実践的な少人数教育で、創造的なエンジニアを育てる」
時々刻々と変化し、次々と新しいものを生み出そうとしている産業界には、日本国内のみならず世界をも視野に入れた活躍の場が広がっています。機械工学はこの産業分野での競争を支える基盤であり、これからの日本を支える重要な役割を担っています。機械工学科ではこのような社会的な要請に答えることを目的として、「高度な専門分野の知識」や「産業界で必要とされる実践的な技術」、さらに「新しい技術を使いこなす柔軟な能力」を併せ持つ技術者の養成を目指しています。特に、2年次より機械創造コース/自動車コースに分かれた少人数専門教育を実践し、先端研究につながる基盤工学技術と自動車に関する実践技術を担う次世代エンジニアを育成します。
身につけられる力
新しい技術や専門的な技術を理解する能力
日々進歩する技術やより高度な技術を取得できる
技術的な問題や課題を見出し、解決する能力
何が問題なのか、どうすればそれを乗り越えられるかを考え、実践することができる
知識や技術を人に伝える?教えることができる能力
課題や解決法などの情報を共有し、自分の持つ知識やスキルを人に伝えることができる
組織(チーム)でのリーダーシップやコミュニケーションの能力
自分だけではできないことを協力してやり遂げるためにはどうすればよいか、考えて行動に移すことができる
特色ある授業
講義と演習を組み合わせたカリキュラムにより、社会を支える21世紀の「ものづくり」や幅広い機械産業の課題解決に活用できる創造的な能力を育て、工学的な幅広い視点から未来社会のコンセプトSociety 5.0やSDGsに対応できるエンジニアを育成する3つの教育プログラムを展開しています。
□コース専門教育プログラム
![]() | 機械工学の基礎を学習し、コース毎の専門知識と技術を実践的に学びます。 【機械創造実習】 【自動車工学実験Ⅰ】 |
学びのステップ
機械工学科では、機械工学の基礎を学んだうえで様々な応用分野の学びを深めるためのステップを用意しています。
1年次 | エンジニア(技術者)としての基礎を学ぶ 次世代エンジニアになるための基礎となる数学?物理?化学に関する講義や専門的な技術取得の準備となる講義や実習を通じて、工学の基礎知識を習得します。理系科目だけではなく、語学?社会学?情報分野などの基礎科目についても幅広く学び、新たな興味や未来への可能性を広げる能力も養成します。 |
2年次 | 専門領域(機械創造コース/自動車コース)の基礎を学ぶ 卒業後に就きたい職業をイメージした分野をより専門的に学ぶために、機械創造コース/自動車コースに分かれてそれぞれの専門領域の基礎を体系的に学びます。2年次は機械工学の基礎【材料力学、熱力学、機械力学、流体力学】といった科目と実験?実習を組み合わせることによって、実践的知識や技術を養成します。 |
3年次 | 高度な専門知識と技能を身に付ける 機械創造コース/自動車コースのより専門性の高い科目によって機械工学/自動車工学の知識を深め、少人数による実験?実習によって技術と知識を結びつける能力を養います。後期からは、各研究室に分かれて演習(ゼミ)に参加し、専門分野の関連文献や記事?データなどをまとめて発表することによって、研究(成果)発表の |